会社員の傍ら、副業でブログで稼いで趣味を楽しむ男
サラエボです。
屋久島最終日は雨。
ゆっくり過ごすのもいいけど。
屋久島では、雨が降ることが当たり前で、
雨でも関係なしに楽しむ精神なんだそうです。
めっちゃポジティブ理論。
登山道が整備されたヤクスギランドって、楽しそうな名前のスポットへ行くことに!
この記事では、『ヤクスギランドを登山した話』を書いていきます。
ヤクスギランドとは
ヤクスギランドは縄文杉、白谷雲水峡と比較すると
屋久島で一番ヤクスギトレッキングがしやすいスポットです。
そんな訳で、防水装備も準備万端なので問題なし
ヤクスギランドは無料駐車場は完備。
少し歩けば第3駐車場まであって、
よっぽどでない限り駐車できないことはありません。
入場料(協力金)は高校生以上一人500円。
所要時間はコースにもよるんですけど
30分コース(約0.8キロ)
50分コース(約1.2キロ)
80分コース(約2キロ)
150分コース(約3キロ)
の4つのコースがあります。
雨のヤクスギランドトレッキングスタート
ヤクスギランド登山スタート!
最初は歩きやすく整備された道が続きます。
序盤のみどころはくぐり杉。
自然のこういう形ってワクワク。
まぁ、くぐらないと前に進めませんしね。
木製の平坦な道は前準備なくてもスニーカーなどでオッケー。
そういう意味では屋久島ではもっとも手軽にヤクスギが楽しめます。
林泉橋を越えるとあるのが切り株更新。
昔の屋久杉伐採をイメージした絵。
立派な屋久杉を小さな斧で倒れるまでひたすら伐採していく作業。
1本に何日もかけて倒し、板に加工して背負っておろしていく。
途方もない作業ですね。
このあたりの土壌の下には花崗岩があり、薄く栄養分の少ない地域。
ですが、伐採した倒木の切り株は栄養があり、日が当たりやすいので上に芽が出るんです。
確かに、立派な切り株から細い新たな木が育ってますね。
ヤクスギランド内を初めとして、屋久島内でも多くの切り株更新がみられ、幻想的な雰囲気が楽しめます。
なかでも、この切り株は樹齢数百年以上と迫力がありました。
土埋木は、
伐採された屋久杉の使われなかった枝、幹、切り株が放置され、樹脂を多く含んでいるので200年~300年経っても腐らず残っているんです。
土産物屋で見る工芸品などに使われています。
屋久島が世界遺産になり、屋久杉を切り出せないので
この木材は非常に大切ですね。
この立派な屋久杉もそうなのかな?
キレイに空洞が出来てる。
そして千年杉
名前の通り、立派な屋久杉。
30分コースはここから分かれていきます。
道も整備されていてお手軽コースなので、ファミリーならこのぐらいの距離が良いかも。
もちろん物足りないので更に先へ向かいます。
このあたりはまだまだ道が整備されていて、
案内看板もあって凄く歩きやすいコース。
雨の影響もあり、少し水の流れが激しいです。
ここから50分コースは分かれて戻っていきます。
より50分コースの方が、屋久杉の森の雰囲気は楽しめます。
ここからが本格登山スタート
ヤクスギランドはここから大きく本格的に。
分かれて階段をのぼると今までの舗装路とは別物。
木を使った階段や、岩を削られた階段など、
勾配もあるので一歩一歩確実に。
雨足も強くなってきて滑らないように注意しないと。
一番登りたくない急勾配。
足元もどろどろになっきて。
苔やつつじ河原に向かうなら、80分コースに分かれていきます。
150分コースは更に本格化!!!
でも、ここからいろんな屋久杉が見れるので前進することをオススメ!!
ひげ長老は一般公募で名前がつけられた。
まさにひげ長老という雰囲気の立派なたたずまい。
携帯トイレブースも観光では大切。
あくまでも、個室になっているだけ。
携帯トイレは自分で持っていってここで使うんです。
蛇門杉。
蛇門杉は倒木で蛇のようなビジュアルが一番インパクト!
屋久杉らしい異形というか正統派ではない良さを感じますね。
長い時間をかけてこの形が出来上がったんですね。
太忠岳に向かうにはここで分かれるんですが、
ヤクスギランド外ともなり、一気に険しくなるそうです。
雨と最終日でなければ行きたかったのですが、安全の為、見合わせます。
天柱杉。
天柱杉は写真に全然おさまらず。
なんと木の高さは33.8mもあります。
名の付いている屋久杉の中では最も高いんです。
雨もあり苔が生き生きしだす。
母子杉。
母子杉は根元が合体している2本の屋久杉から名づけられました。
母杉は枯れており、木の表面が特徴的です。
仏蛇杉。
仏蛇杉は展望デッキから見学。
立派な屋久杉ですが根などが踏まれて弱っており、あと数十年の寿命だとか。
帰りのくぐり杉はちょっとスマートで足長いですよ。
という訳でヤクスギランドの150分コースを無事に戻ってきました。
結構な雨の中ですが、安全に登山することができました。
まとめ
『ヤクスギランドを登山した話』をまとめてみました。
ヤクスギランドって遊園地?
楽しそうって思うかもしれませんが、150分コースは思った以上にがっつり登山でした。
50分コースまでなら気軽に楽しめるので、ちょっと屋久杉が見たいって時にはぴったりですね。
ひげ長老、蛇紋杉なんかの個性的な杉がたくさん見れました。
縄文杉登山の話
白谷雲水峡(苔むす森)登山の話
西部林道ドライブの話
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