食べたいラーメンがないので自分で作った話!こだわりすぎて原価が大変なことに

会社員の傍ら、副業でブログで稼いで趣味を楽しむ男

サラエボです。

 

サラエボ
あなたがこれっていうラーメンありますか?

 

僕には人生最強というラーメンがあります。

京都府にある無鉄砲

もともとこってり好きの僕ですが、ここは異次元。

一口食べて、

『うま』

って口から出るほど。

あまりの感動に

一口一口うなづきながら食べてました。

でも、自分が住んでいる地域には

これっていうラーメンがなかったんですよね。

なので自分の理想のラーメンを作ろうって。

この記事では、『まわりで食べたいラーメンがないので自分で作った話』を書いていきますね。

目次

ラーメンを作ろうと決心した話

自分の理想のラーメンを作りたいっていうのと

もうひとつ、前提がありました。

この頃は自分の仕事のできなさと、

コミュニケーション能力の低さでめちゃくちゃ悩んでたんですよね。

自分のやっている仕事の全体像も見えず

先輩から仕事をもらっても意味すら分からず

自分の考えもなく言われるがままする

分からなくても聞けない

何もできていない状態で・・・・。

というような状態の中で、この会社にいることってもぉ限界。

まわりのレベルの高さもそうですが、何より、自分のレベルの低さに

抱く感情はネガティブのみ。

自己嫌悪

その当時は食べることに逃げてて、ラーメン食べ歩きが趣味。

常においしいラーメンを求めて食べ歩き。

県外に行って、1日に数杯のラーメンを食べる日々。

そんな中、京都府の

無鉄砲

との出会い。

期待を上回った最強豚骨ラーメン

当時、自分が住んでいる地域は、ラーメン不毛の地でした。
今でこそ、激戦区になっているけど当時は本当になく。

あ!ならおいしいラーメンを自分で作ろう

じゃあ自分でお店を開こうと夢みたいなことを考えてました。

甘いですよね。

サラエボ
なぜかその時は。
ラーメン作ったことないのに、おいしいラーメンが作れる自信があった。
そして行列店ができるって。

 

豚骨ラーメンの材料集めに奔走

プロはビジネスとして考える

需要のある味をいかに原価を下げて利益率を上げること。

その時はそんな思考はなくって、

少し高くてもおいしいラーメンを作れば流行る。

いい材料を使えばオッケーって思考。

・家から1時間ぐらいのところにある湧き水
・地元産ブランド豚の豚骨
・地元産ブランド豚のばら肉
・地元産養鶏所の卵
・地元産の醤油
・地元産の鰹節
・地元産しいたけ
・地元産ネギ
・メンマ
・海苔
・市販の麺

あまりいろいろ入れすぎずシンプルに豚骨。

おいしさを追求。

総調理時間は12時間を超える

それでは、豚骨ラーメンを作る工程です。

  1. 豚骨を下茹でしてアクを出して、水を捨て洗う。
  2. 豚骨の余分な肉などを落とし割って、アクを取りながら湧き水で煮込む。
  3. 焦げないようにかきまぜひたすら煮込んで水が減ったら足して煮込む。
  4. 醤油へ鰹節、椎茸を入れてタレづくり
  5. 豚バラを縛ってしょうゆベースのタレで煮込みチャーシューをつくる。
  6. メンマをしょうゆ等で味付け
  7. チャーシューのタレで半熟の味玉を作る
  8. スープは8時間程度煮込み続けて白濁するまで徹底的に。
  9. タレにスープを入れて、麺と具材を入れて完成。

豚骨を煮込んで煮込んで。

水が減ったら足して旨味を凝縮させていく作業。

油分と水分が煮込み続けて乳化させて濃厚スープができる。

水は25リットルぐらい消費。

とにかく根気のいる作業。

サラエボ
でも、圧力鍋を買ったら大幅に時間短縮できた。

これってビジネスにも通じますよね。

自己投資で効率化して同じ成果を早く得られるなら、迷わずやるべきですね。

自分として妥協した点は、ラーメンの準主役の麺を市販のモノにしたこと。

2回目からはパスタマシーンを購入して自作してました。

 

そして自家製豚骨ラーメンを実食

自家製豚骨ラーメンが完成し、味見に友人に集まっていただきました。

これだけ時間と労力、コストをかけてできたラーメンは

4杯。

本当に貴重なスープ。

天下一品に近いぐらいの粘度です。

無鉄砲の濃厚さには及ばないまでも、かなり濃厚。

ひいき目もあるかもしれませんが、

このレベルのラーメン屋さんってなかなかないんじゃない?!

スープは臭みもなくって、かなりハイレベル。

味玉の絶妙な半熟感。

そして、ほどよい醤油の味付け。

チャーシューは特大で口の中でとろける食感。

お世辞抜きで友人の評価もうまい!!

サラエボ
いや~我ながら素晴らしいレベル。
自画自賛とはこのこと。

まとめ

『近くで食べたいラーメンがないので自分で作った話』をまとめてみました。
正直、このレベルのラーメンができるとは想像してなかった。

このレベルなら人気店になれる。

でも、おいしいものを作れても、

原価は1杯が1,500円ぐらいになってしまいビジネスにはならないレベル。

ある意味、趣味なのでお金や時間をかけれるけど、

どこかで妥協点が必要かなって思った瞬間。

サラエボ
もっとスープを薄めて提供量を増やすか。

価値提供を考えつつ、収益化が行えるバランスって大切ですね。

こだわりだけの押しつけはダメって知りました。

その後も、つけ麺、まぜそばにも挑戦していきましたが。
麺を重視したラーメンってむずかしいな。

サラエボ
逃げようとして新しいことをはじめてもなかなかうまくいかないですよね。
特に自分でビジネスをしようっていうのは、雇用されて働くより大変。

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