大杉谷峡谷登山で滝/橋/川/原生林が楽しめた話!日本三大峡谷の一角

会社員の傍ら、副業でブログで稼いで趣味を楽しむ男

サラエボです。

 

サラエボ
日本三大って聞くよワクワクしませんか?今回行ったのは日本三大峡谷の大杉谷です!

三重県大台町には日本三大峡谷である大杉谷峡谷があります。

僕らが計画した大杉谷登山は桃の木山の家という山小屋に宿泊して

戻ってくる一泊二日プラン。

登山で宿泊ってはじめてなんで、山小屋ってどんなところか不安になりますよね。

でも、お風呂や食事もあって想像以上に快適なんですよね。

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この記事では、『大杉谷峡谷登山で滝/橋/川/原生林が楽しめた話』を書いていきますね。

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目次

大杉谷峡谷とは

大杉谷峡谷日本三大峡谷で絶景しかない秘境です。

大杉谷峡谷とは

三重県大台町の日本一の清流宮川の上流部、吉野熊野国立公園内にある峡谷で、国の天然記念物(天然保護区域)にも指定されています。
登山コースには、日本の滝百選の七ツ釜滝を含めて7つの滝、11の吊橋を楽しむことが出来ます。

大杉谷峡谷へ向かう大杉谷登山道は毎年11月下旬~4月下旬は閉鎖されています。

大杉谷登山道登山口は、自家用車でいくと道路幅が狭く、対向も困難です。

駐車スペースも少ない(かなり)ので、結構な確率で駐車できない場合があります。

道の駅奥伊勢おおだいから出発する「大杉谷峡谷登山バス」を利用することをおすすめ。

人気の登山ルートは、

三重県の大杉谷登山口から奈良県の大台ヶ原へ抜ける1泊or2泊の登りルート
奈良県の大台ヶ原から三重県の大杉谷登山口へ抜ける1泊or2泊の下りルート

があります。

大杉谷登山道は中級レベルで、滑落事故なども起こります。

死亡事故もおこっています。

ある程度、経験を積んで初めての場合は経験者に案内してもらうのが良いですね。

 

ちなみに、

奈良県の大台ケ原の情報はこちら

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大杉谷登山道までバスで行こう

大杉谷峡谷登山は、登山口まで行くことから始まります。

そう。

大杉谷登山口までの交通機関はなく、

駐車場も数台しか止める事ができません。

大杉谷登山センターも推奨している登山バスで向かいます。

10時30分にバスが出発するので、10時に道の駅奥伊勢おおだいへ集合です。

受付し行きと帰りの分の乗車料金5,000円の精算をします。

40分~50分ぐらいで、大杉谷登山センターに到着します。

ここで事前に準備してあった登山届とトイレを済ませます。

サラエボ
ここはまだ登山口ではありません!

この先は道幅が狭くなり、対向も困難になることから

マイクロバスに乗り換えです。

車窓からは山と宮川ダム湖の景観が見えてイイ感じです!

そんな感じで、12時ぐらいに大杉谷登山道手前の駐車場に到着。

1時間半ぐらいバス移動なので酔わないように対策は入念に。


屋久島で縄文杉登山をした時も登山口までバスでした

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大杉谷登山スタート

大杉谷登山口手前の駐車場へ到着

登山準備とトイレを済ませ、

いよいよ大杉谷登山スタート

トイレはここが最終で桃の木山の家まで何もありません。

大杉谷に入山される方への看板があり、注意点を確認。

中級の登山道ですと表示。

サラエボ
どっちかというと初心者なんで心して登山します。

最初はアスファルトの道を進んでいきます。

機械音のする宮川第三発電所があり、

横を通り抜けると大杉谷登山道が始まります。

登山口入り口手前に、ランプと警告

不動谷ダムから放流中ですってメッセージが妙に怖い。

登山ルートがあり、大台ケ原までの地図です。

大台ヶ原まで抜ける中間点が桃の木山の家ぐらいなんですね。

交通手段が確保できるなら一度は抜けてみたいですね。

次は警告看板。

転落、死亡事故、、、、、脅しが強いです。

でも、ここまできて言われましても・・・・・。

サラエボ
身が引き締まる思いですね!

大杉谷登山道の入り口

少し階段をのぼって進むとその先には、大杉谷登山道といえばこの扉

始めて実物を見たけど、何度も見た記憶があります。

いよいよ、本格登山開始ですね。

サラエボ
まさかの序盤がクライマックス?!

 

勘違いしてしまいそうな光景ですが、

一番最初が岩盤を人が通れるだけ削ってあり、

鎖を伝って歩くルートです。

左側は数十メートルの崖っぷち・・・・・そして意外と足場が悪い。

下はまさにエメラルドグリーンの宮川なんですが

めちゃめちゃキレイ!!!

とは言ってられないスリル感ですよ。

高所恐怖症の僕にとっては恐ろしすぎて、

手に汗にぎりながら鎖からは手が離せん。

場所によって、

地面が崖に向かってナナメ向いているので、

何かの拍子に滑ったらアウト。

序盤からこれでは先が思いやられます。

サラエボ
もぉどこに来たんだ?って大冒険感!!

恐怖ゾーンが終了して、落ち着いて川を見るとこれって凄くない?

今すぐにでも飛び込みたいぐらいいい色しています。

これぞ大杉谷って感じです。

日本三大峡谷の大杉谷は峡谷なので

勾配もあまりなくって、快適な登山道に変わりました。

峡谷とは

渓谷(けいこく)の幅と比較して更に深い谷のことである。谷の断面は、V字形をなす両岸が険しい崖になっていて谷底平野を持たない。V字谷(ブイじこく、ブイじだに)とも。


こういう登山道が一番好きなんですよね。

吊橋や滝を楽しみながら進む

大杉谷の楽しみはやっぱり橋と滝。

念願の大日嵓吊橋

登山道は景観が変わるので、単調じゃありません。

橋の揺れと高さのスリル。

そこから見える景色はほんとうに素晴らしくって気持ち良いですね。

もちろん吊橋が丈夫に作られてて安心感があるからいえること。

ちょうど新緑の時期だけに、水の流れと木々の緑がきれいですね。


水の流れを見ていると癒されます。

能谷吊橋の高さは結構低め。

河原を歩いても、橋を渡っても良いって感じ。

なかなか吊橋を下から見ることってありませんよね。

地獄谷吊橋というまがまがしい名前の吊橋もあり。

地獄に送られてしまいそ。

ところどころに吊橋があるので楽しんで、写真撮影しながらゆっくり登山。

峡谷で、山頂に向かう山はないので、本当に歩きやすい。

登りっぱなしなら休憩を頻繁にしないといけないけど、ゆっくり歩いて快適。

途中に苔に覆われた石の森が広がっているスポット発見。

大杉谷は全国トップクラスの降水量があり、

苔が育ちやすい環境なんですね。


ただし、奥伊勢宮川峡県立公園で、苔などの持ち出しは禁止ですので注意して下さい。
余談ですが、屋久島で見た苔むすの森も凄かったなぁ。

 

屋久島の白谷雲水峡(苔むす森)の情報はこちら

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登山道は、清流宮川も平行しているので、ちょっと休憩に河原におりて休憩。

冷たい水で顔を洗うと生き返る。

冷たくて気持ちいいなぁ。

エメラルドグリーンの川の色やばすぎる。

ところどころで鎖場があり、

危険なので慎重になり渋滞も出来ます。


山小屋に宿泊するので時間にも余裕があって。

のんびり登山っていいですよね。

そして次は日浦杉吊橋です。

今までの吊橋とは違って金属をふんだんに使った、ガチッとした吊橋で安定感抜群。

吊橋といってもいろいろあるのも面白いですね。

山のてっぺんから水が落ちるような千尋滝が見えてきます。

迫力のある滝で癒されますね。

このあたりが、中間地点ですね。

道はこれからが険しくなってくるので心してのぼらなければ。

鎖場+急勾配がはじまりました。

今までのように普通に歩いてではなく

手と鎖を使ってクライミングみたいになってくる。

ペースは一気にダウン。

左側は崖なので一歩一歩慎重に進みます。

常時アップダウン

木の橋などなどアドベンチャー感が増してきました。

しんどい反面、少しワクワク。

この非日常感が楽しいな。

そして、少し先に見えた絶景は。

大杉谷登山のメインスポット

シシ淵ではないですか!


早く、あの場所に行きたいと足取りも軽くなります。

岩と岩の隙間を通ると湧き水のシャワー!!!

暑くなった体をクールダウンしてくれます。

岩と岩の間から差し込む光。

奥に見えるのはニコニコの滝なんですが、めちゃくちゃ神秘的。

この場所だけ凄く涼しくって、汗もひいて過ごしやすい。

大きな岩の上なんで寝転んでいるといつまでもいられそう。

サラエボ
気持ちよすぎてここで寝たい気分!

エメラルドグリーンとはまた違うブルーの水です。

まだ先は長いので

休憩して登山開始。

ここから、登りも更にハードになります。

奥に進むと、シシ淵からみ見えたニコニコの滝も近くで見えた。

一直線に落ちる水は迫力あるけど、なんでニコニコなんやろか?

名前が可愛すぎますね。

平等嵓吊橋

ここは非常に長い橋で、川と岩場の迫力があります。

ナナメ上から写真が撮影できるここはフォトジェニックスポットですね。

この景色こそが、大杉谷の秘境って雰囲気を感じさせる。

高さもあって迫力のある橋でした。

吉野熊野国立公園大杉谷の看板を発見。

最後の吊橋を渡ると桃の木山の家に到着です。

吊橋わたってすぐ山小屋ってシチュエーションに感動しましたよ。

サラエボ
自然しかない山の中にこれほどの規模の宿泊施設!非日常感がハンパない!

桃の木山の家に宿泊

桃の木山の家に到着

電波も届かない山の中の夜は早い。

朝も凄く早いんです。

情報も何もない山小屋でのんびり過ごしていると

日々の生活から離れることができてストレス解消。

デジタルデトックスですね。

桃の木山の家の過ごし方はこちら

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のんびり朝の時間を過ごす

山小屋の朝は早くって、他のお客さんは皆さん準備して出発していました。

自分らのメンバーだけに。

奈良県の大台ヶ原に抜けていくグループや、

少し奥にある七ツ釜滝堂倉滝崩落地などの人気スポットもあります。

サラエボ
ホントは見たかったけど時間的に厳しそう

早く起きて行けばよかったけど、帰りのバスの出発時間に間に合わない可能性から大杉谷登山道を戻ることになりました。

メンバーみんな

無理せず、しんどすぎず楽しむのがアウトドア

そんな考え方凄く好き。

標高と距離の参考になる看板があったのですが。


大台ヶ原って7時間ぐらいかかるんですね?!

しかも標高1,000mを一気に上るルートは結構ハードそうですね。

サラエボ
もうちょっと修行してチャレンジするぞ!

ゆっくり準備して出発

居心地の良かった桃の木山の家を出発。

なんか名残惜しい。

次回はいつ来れるかなぁとしみじみ思う。

目の前の橋はほんといい雰囲気。

下の川をのぞくと迫力のある岩場。

めちゃくちゃキレイな川の水。

朝日を浴びた色鮮やかな新緑の木。

ホント大杉谷って良いところですよね。

それでは、

桃の木山の家さようなら


また来ます。

帰りの登山道は当たり前ですが、来た道を戻るルートです。

なので、目新しいものは特にありません。

大杉谷登山道を戻る

帰りの平等嵓吊橋

長い吊橋は絵になりますね。

朝日を浴びて、このワイヤーの丸みを帯びた形が

神秘的ってかどうやって設置したのかってのが凄く気になる。

下を見ると足がすくむ迫力!?

ニコニコの滝

日の当たり方で、また雰囲気が違うんですね。

鎖場を戻ります。

行きは利き腕の右手で持ってて歩きやすかったが、帰りは左手でなんか違和感!?

ちょっとしたことなんですが、歩きにくい気がします。

思いっきり崖で、道幅は狭く雨で岩なんかが湿っていたらマジ危険です。

この辺が中級レベルの登山というところかと思いますよ。

サラエボ
疲労で足腰が弱ってると危なそう。

スムーズにシシ淵に到着。

自分達が最終組ぐらいなので、この景色を独り占め。

行き以上にのんびり景色を眺めてますが、飽きんなぁ。

余談ですが、大事のコロンビアの短パンが再起不能なぐらいがっつり裂ける


ショックすぎるが、誰も見てないのでこのまま登山口まで歩きます。

千尋滝も朝日を浴びて緑とのコントラストがキレイです。

日浦杉吊橋を渡って進んでいきます。

川原におりて昼食をいただきます。

桃の木山の家

名物のお弁当はササにつつまれた中華ちまきです。

もっちりもち米とに鶏肉と一緒に味付けされたもので、こりゃあおいしい。

程よい醤油ベースの甘い味付けです。

おかずはシュウマイ、からあげ、ウインナー、玉子焼き

の王道メニュー。

バスの時間もあるので足早に。
ゴールはもうすぐ、最後の鎖場を慎重に。

やっぱりエメラルドグリーンの宮川は素晴らしい。

下流もきれいなんですが、ここは別格。

見覚えのある序盤の景色。

やっと戻ってこれましたよ。

大杉谷登山道入り口に到着

無事、スタート地点の大杉谷登山道入り口に到着。

いや~なんだかんだで結構疲れた。

それ以上に楽しかったよ!

皆さん、お疲れ様でした。

バスに乗れないとこだった(余談)

無事、大杉谷登山口に到着したのは良かったのですが。

余裕をもってきたものの

予約していたバスが出発する寸前でした?!

バスの運転手からもぉ出発しますよ!って声をかけてもらって飛び乗った形に。

どうやらこちらの思っていた時間を30分程度勘違いしており、

余裕があると思ってたら違ったみたい。

あと1分遅かったら、出てたみたいでめっちゃ危なかった。

乗れんだらタクシーを呼ばんとあかんくなるところでした。

結構いい値段しますからね。

ちなみにこのあたりは、携帯の電波が入りません。

公衆電話があるのでここから連絡ができます。

ゆっくり大杉谷を楽しむならタクシー利用もありですね。

まとめ

『大杉谷峡谷登山で滝/橋/川/原生林が楽しめた話』についてまとめてみました。

登山初心者の大杉谷登山は絶景、絶景の連続で感動ものでした。

峡谷なので登山しやすく、特に滝と吊橋など見どころも多く、単調じゃないので常に楽しみながら過ごすことができました。

程よい冒険感もワクワクさせてくれたし。

サラエボ
空気がうまいってまさにこのことですね。

次回は大台ヶ原縦断ルートに挑戦したいと思います!

 

 

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