大台ケ原のトウヒの立ち枯れが神秘的すぎる話!簡単登山(トレッキング)【奈良県上北山村】

会社員の傍ら、副業でブログで稼いで趣味を楽しむ男

サラエボです。

サラエボ
神秘的なトウヒの立ち枯れが見える大台ケ原を紹介しますね。

今回は、気軽に絶景登山(トレッキング)ができる大台ケ原をご紹介しますね。

三重県大台町の日本三大峡谷大杉谷と奈良県上北山村の大台ケ原とはつながってて、人気の登山ルートです。

以前に大杉谷登山は行ったが、大台ケ原には行ったことがなかったので、

大台ヶ原ドライブウェイが冬季閉鎖期間が終わったタイミングで

ドライブがてらいくことにしました。

大台ケ原の東大台は勾配も少なくって、1周まわっていろんな景観を楽しむことができました。

『大台ケ原のトウヒの立ち枯れが神秘的すぎる話』を書いていきますね。

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目次

大台ケ原とは

大台ヶ原

奈良県と三重県の県境にある標高1695mの山です。

大台ケ原とは

日本百名山、日本百景、日本の秘境100選にも選ばれており、山全体が特別天然記念物に指定されています。

また、世界遺産などで有名なユネスコが認定する、ユネスコエコパークにも「大台ケ原・大峯山・大杉谷」として認定されているほどの地域です。

その山頂が日出ヶ岳で、展望台からは大峯連山、台高山系、熊野灘を望むことができます。

 

日の出の鑑賞ポイントで、 晴れた日の早朝には富士山が見えることもあるんですって。

あと、南東の急な斜面を海上から湿った風が吹き上げるため日本有数の多雨地帯で、年間で4,500mm以上の降雨があり、屋久島に並ぶと言われているんです。

その豪雨によって激しく削られた大蛇嵓は、800mの断崖絶壁にあり、大峯山系のパノラマが広がりが広がります。

そして、正木峠のトウヒの立ち枯れは神秘的な光景が広がるが、生きている木が一本もなく負のシンボルとも言われています。

ユネスコエコパークとは

ユネスコエコパークとは、

生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的として、ユネスコが開始しました。

ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画における一事業として実施されています。
地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みです。

ユネスコエコパークは国内で親しみをもってもらうためにつけられた通称で、海外では「BR:Biosphere Reserves(生物圏保存地域)」と呼ばれています。

 

大台ヶ原の東大台をトレッキング

本格的な登山でそれでは準備完了。

大台ヶ原ビジターセンター横の登山口から、

まずは山頂の日出ヶ岳を目指します。

標高が高いところからのスタートなので、急勾配はないんで安心。

緩やかな登りの登山道を軽快に進む。

緑が鮮やかな木がある一方で、このように朽ちてしまった木もあります。

自然いっぱいで快適ですね。

途中から、階段で登りになってきます。

天気が良すぎて日差しも強く暑いので体力を奪われる。

サラエボ
日頃の運動不足がたたるよ。

そのまま進むと分岐点。

左に行けば日出ヶ岳
右に行けば正木峠

左の頂上に最初の目的地

日出ヶ岳の展望台が見えます。

最後の木の階段は勾配もそこそこで、意外とハードなのぼりです。

日出ヶ岳

大台ヶ原最高峰の木造の大きな展望台に到着しました!

サラエボ
ゼーゼー


木製の展望台からの景色は少しガスってますが絶景。

この登山道の奥には、三重県大台町の大杉谷峡谷へつながっています。


あと、登山道と山の奥に見える正木峠は絶景です。

これからあそこまで歩くのを考えると

ちょっとゾッとしつつ見ています。

さえぎるものが何もない360度パノラマの眺めは絶景

 

山々が重なっている様はしばらくぼーっと眺めていたくなる。

日出ヶ岳の三角点になります。

ちょっと控えめのサイズですね。

少しづつ景色が変わり

木々が真っ白になって立ち枯れした木が多くなってきます。

木々がほとんどなくなり、低い草が生えているだけで

森林破壊が進んでいるのがあからさまにわかってきますね。

ちなみに大台ヶ原には多くの動物が生息しています。

ニホンジカ、ツキノワグマ、カモシカ、ノウサギ、テン、アナグマ、ヤマネ、ニホンリス、ホンドモモンガなんかが生息しているんです。

サラエボ
このあたりに多そうなイノシシはいないのかな?

正木峠、正木ヶ原

少し歩くと大台ヶ原に来て一番見たかった正木峠のトウヒの立ち枯れです。

木製の遊歩道が自然を守るためにもしっかり整備されてて歩きやすいです。
全然、前知識なく行ったのですが、

単純に朽ちていまも残っている芸術的な風景かと思いきや、負のシンボルと呼ばれています。

50年前までは、全国的にも珍しい針葉樹のトウヒの木が茂る森だったのが、今では横たわる死んだ木ばっかりになっています。

もともとは、1959年の伊勢湾台風が直撃し、多くの木が倒れ、太陽の日が届くようになった地面にササが大繁殖し、それを主食にしている鹿が急激に増え、木の皮を食べつくして現在のような大規模な立ち枯れにつながってしまいました。

目の前には枯れたトウヒが見えるのみ・・・・。

見渡す限り、死んだ木にしか見えません。

他では見たことのない景色で、

凄く神秘的に見えて興味があったんですが、

実際の敬意を聞いてしまうと少し考えてしまいますね。

この、景観は凄いなぁ。

まさに大台ヶ原って風景ですよ。

木としてはまっすぐそびえ立っている

この木すらも死んでいるってことですよね。

人一人が歩けるササの道を歩いていくと正木ヶ原に到着。

このように朽ちた木が重なりあったり

根っこから倒れているものもあります。

2つに分かれているこの木は

左は朽ちて、

右はまだ生きている不思議な光景。

見てみたいと思ってきたこの場所も。

そんな歴史があったんですね。

更に先へ進むと整備された木道です。

普通に未舗装の道よりもこんな道のほうがなぜかテンションがあがります。
特別感って大事ですよね。

牛石ヶ原

写真はありませんが、黒っぽい大きな岩があり、高僧の法力によってたくさんの魔物を封じ込めたと言う伝説が残っています。

アップダウンもなくって歩きやすい。

両サイドに広がるササなど、このあたりの木はまだまだ生きています。

石畳の道で凄く景観は良いんですが、でこぼこがありすぎて歩きにくかった。

牛石ヶ原にはかの有名な神武天皇の像がたっています。

ゆかりはイマイチ分かりませんが。

写真で見るとちっちゃそうですが、かなりのサイズで迫力ありました。

大蛇嵓

山道を進んでいくと、だんだん人工に整備された道に変わってきます。

木製の階段を登ったところが、

大台ヶ原を代表するビュースポット大蛇嵓(だいじゃぐら)です。


目の前に広がる絶景を見たら

サラエボ
おおおおお!!!!!!!

って言ってしまうぐらい素晴らしい景色。


岩が突き出た断崖は、約1,000mの断崖絶壁で、

高所恐怖症の僕には恐ろしいところ。

ただ、目の前には百名山の大峰山がそびえ立ってて大絶景。

足場はよくありませんが、落下防止のクサリがあり安全に先端まで行けます。

大峰山をバックに写真を取れる抜群の撮影スポットになっています。

特に大蛇嵓の先っぽが赤や黄色になる紅葉の季節は更に最高の景色が楽しめます。

大蛇嵓は、実際に見てみると、想像を遙かに越える断崖絶壁で驚きました。

たぶん、高所恐怖症の人は、先端まで行くことができないのではないでしょうか。

サラエボ
大台ケ原で一番の見どころでした!

帰り道

普通の山道でめっちゃ快適~。

先ほどの正木峠とは違って、緑が茂っています。

ところによっては多雨地域だけあって、

湿度も高くコケが生き生きして生えています。

ただ、ここでも昔はコケのじゅうたんが見られたんですが、

林床が乾燥化し、環境が変わってササが増えてきています。

あと毒のある植物もいくつか生息してます。

そのような植物はシカも食べないので、大群落になるんですって。
なるほど、そうたって見分ける必要もありますね。

キレイな清流なども眺めながら、

のんびりトレッキングすることが出来ました。

この写真は、大台ケ原ドライブウェイの途中からの山々の風景。

めっちゃ絶景~。

サラエボ
勾配もあまりなくって良い運動になりました!

まとめ

『大台ケ原のトウヒの立ち枯れが神秘的すぎる話』についてまとめてみました。

さすが大台ヶ原の景色は最高でした。

特に、大台ヶ原の人気ビュースポットの

・正木峠のトウヒ立ち枯れ
・大蛇嵓からの絶景

はインパクトもあって大満足。

勾配も少なく、それほどハードなコースではないので快適な登山(トレッキング)となりました。

新緑の季節も良いが、紅葉の季節は色鮮やかで良さそうですね。

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